タロット占い講座


[ 第39回 ]

占星学とタロット(4) - まとめ

先ほどの占星学と小アルカナについてはいかがでしたでしょうか?占星学の知識がないとちょっと厳しい内容だったとは思います。

ここで、もう少し発展させて、最初にお話した占星学と大アルカナの関係も絡めると、いよいよタロットカード78枚の全ての関連性が見えてきますよ。

大アルカナには12の星座宮と、7つの天体との対応がありましたね。これを、先ほどの小アルカナの表に当てはめるのです。すると、例えば、「棒の2棒の2」は白羊宮火星なので、「IV 皇帝」と「XVI 塔」の2枚の大アルカナと関係していることがわかりますね。ウェイト版の「棒の2」のカードを見ると、塔の上から皇帝が見下ろしているような絵に見えませんか?つまり、ウェイト版の小アルカナの意味は、それぞれのカードに関係する2枚の大アルカナから導き出すことができるというわけです。これは、なかなかの発見だと思うのですが、いかがでしょうか?

占星学が苦手でも、大アルカナさえしっかり理解していれば、小アルカナの意味は導き出せるということですね。


タロットに関する学習や質問は
サブスク占い
をご利用ください