私のスケッチ  2009年度
09/12/11  秋をスケッチする No482


駒ヶ根市 南割にて


伊那市郊外 常林寺


09/11/20  電気が来なくなったら・・・ No478

駒ヶ根市内から車で10分ほどの中沢地区へ行って来ました。
傾斜地に建てられた民家、遠くには雪をかぶった山々が・・・

こんな穏やかな里山の風景の中、ひときわ高い鉄塔が山を越え何基も立っているのが目に付きました。


ここ伊那谷は、天竜川が流れていますが、これといった発電施設が無く、電気は、これらの鉄塔を使い、はるばる県内外の
原子力発電所や水力発電所から送られて来るのです。
あらためて、私たちのライフラインは、人まかせである事を再確認した次第です。

所で、最近、極東の彼の国の一部の人の間で、「友愛」とか、「コンクリートから人へ」と云う言葉が流行っているそうです。
そんな事によるのか、コンクリート製のダムや道路工事は、次々とストップ!!!

庶民が地デジ用に液晶テレビを購入したのに、「電気が来なくて見えませ〜ん」なんて事態が起こっているそうです。

恐いですねぇ〜。。。(日本の話しではありませんが)




遠くに南アルプス「仙丈ヶ岳」を望む 駒ヶ根市中沢地区にて (F6号)

09/11/9  心頭滅却すれば・・・で有名な恵林寺(えりんじ)  甲州市 No475

恵林寺(えりんじ)は、臨済宗妙心寺派の寺で、元徳二年(1330)二階堂貞藤が夢窓国師を招いて開創。名高い禅僧が次々に入山し、甲斐に文化の向上をもたらした。
武田信玄の菩提寺であったが、天正十年(1582)武田氏滅亡の折、織田信長に焼かれ全てが灰に。
そのとき、炎上する三門楼上で快川国師は有名な「安禅必ずしも山水を用いず、心頭滅却すれば火も亦た涼し」を唱え、寺と運命を共にした。 (甲州市のホームページより)
暑い夏には、暑い々!と言いながらビールでノドをうるおし、寒い冬には、寒い々!と熱燗で体を温める。。。そんな生活を送っている私には、「心頭滅却・・・」など、なかなか出来きません。。

恵林寺(えりんじ)
京都の天竜寺と造りが似ている


恵林寺 三門 (F3号)


09/11/6  なごりの秋  駒ヶ池にて  No474

もう秋も終わりなのでしょうか?
駒ヶ根市 菅の台 駒ヶ池にて、行く秋を惜しみ、スケッチして来ました。

うっすらと雪化粧した 中央アルプスの山並み
宝剣岳が駒ヶ池に映る。 (F4号)


駒ヶ池 (F4号)

09/11/3  第2回伊那十日会展 No473

第2回伊那十日会(会長・竹内 徹 信州高遠美術館館長)が開催されました。
場所は、伊那市西春近「伊那食品工業梶Eかんてんぱぱミュージアム」です。
同ミュージアム内に完成しました【野村陽子植物細密画館の開館に合わせて、開かれたものです。
会期は、11月3日(火)〜12月23日(水)。
日展や一水会展の会友、会員の方々の作品に交え、私の作品(下の写真)も展示して頂き、
感謝!感謝!でした。。。。

余談作品展示のお手伝いをしたのですが、100号(畳一丈ほど)以上の作品の取り扱いは、
大きいし、重いし、もう〜大変・・・・
こればっかりは、絵の感性とは関係なく、体力勝負です。(体育系?の私向き・・・)


伊那の里 (油彩 F100号)


09/10/28  テレビ 『ちい散歩』に見習い・・・ No471

テレビ朝日に、『ちい散歩』と云う番組があります。
俳優の地井武男さんが、東京近郊を散歩し、行き先々での地元の人々との会話や、地井さんが描く、ちょつとしたスケツチが“売りの”番組です。。
特に、地井さんのスケツチは、ほのぼのとして好感が持てます。

良いなあ〜、私もやって見ようと、宮田村津島神社に行ったおり、携帯用の絵の具セットで描いたのが下の絵です。。(幾つになっても、ミーハーな私が恥ずかしい・・・)


携帯用絵の具セットは、ラツキーにも
「カタログギフト」 で頂いたもの。
スケツチブツクは、サイズ 17×12p
水入れはペットボトルを利用


宮田村津島神社
お賽銭を入れようとしたら、賽銭箱の投入口に
なぜか、クモの巣が張っていた・・・
あまり、お参りしないのだろうか??


09/10/18 『ソースかつ丼』の町 駒ヶ根市 No469

駒ヶ根名物と言ったら、何んたって『ソースかつ丼』ですよね!
人口三万人と云う小さな町に(一応、市制が引かれていますが・・・)、駒ヶ根ソースかつ丼会加盟飲食店が数十店もあり、どこへ行っても、 ソースかつ丼、ソースかつ丼、ソースかつ丼です。。。

そんなわけで、 学校の給食のメニューにもソースかつ丼が登場しますし、
地元のセブンイレブンに行けば、弁当売り場には、「駒ヶ根ソースかつ丼会」公認のソースかつ重が並べられているのです。

ヒョツトしたら、ここの子供たち、『卵とじカツ丼』の存在を知らないかもしれませんよ。(そんな事はないか?)
何んだか、テレビの『噂のケンミンショー』に出てきそうな話しですね。

ソースかつ丼が食べられるお店がある裏通り
駒ヶ根市駅周辺にて (F4号)



09/9/7 孫に振り回され・・・ No462

「孫は、待って良し、来て良し、帰って良し」 と云う言葉があるそうです。
全く、その通りですね。
いつ来るかと首を長くして待っていた孫たちも、いざ、長逗留となりますと、疲れます。
なにしろ、相手は小さな体にダイナモでも入っているかのように動き回る孫たち・・・
帰ってくれて、ホットする?気持ち分かります。

でも、数日もしますと、そんな悪夢も忘れ、今度はいつ来るのだろうかと、
孫を待つ わが身が、もどかしい・・・



竹笛を吹く少女 (F10号)


09/9/1 「トリスバー」の看板のある風景 駒ヶ根市 No461

伊那市駅界わいの飲食店街をスケッチしました所、
昭和レトロの雰囲気が、すこぶる評判良く (家の奥さんに)、
今回は、駒ヶ根市駅周辺の飲屋さんを挑戦してまいりました。

駅前の駐車場に車を止め、歩いて5分位の所で、早くも、珍しい飲み屋さんに遭遇致。。。
「トリスバー」の看板がある飲み屋さんなのです。

それこそ、昭和30年代、「トリス」全盛期に建てられたであろう木造の飲み屋さんです。
現在、営業されているのか、定かではありませんが、立派な「トリスバー」の看板と、飲み屋さんの建物をスケッチさせて頂きました。(大満足・・・)

「トリス」と云えば、学生時代、友達と、下宿に集まっては、飲んだものです。 (ソーダが買えなくて、水割りで・・・)

現在でも、「トリス」は、酒屋さんで売られているのでしょうか?
何だか、気になって大型酒専門店をのぞいて見ましたら、ちゃんと、ウィスキーコーナーに置いてありました。(良かった・・・)

早速、懐かしの「トリス」ウィスキーと、学生時代買えなかった「ソーダ」を買い求め、
今夜は、おいしい「ハイボール」を つくりましょう・・・


「トリスバー」の看板がある風景 (F4号)


09/8/27 昭和レトロの飲食店街 伊那市 No460

伊那市は、人口に対する飲食店の比率が全国的にも多いらしいです。
そう言われて見ますと、JR伊那市駅ホームに降りたって、まず目に付くのは、お酒のメーカー『漆戸醸造』さんの建物です。
駅前広場から、一歩裏通りに入りますと、飲み屋さん、中華料理店、ローメン店、ホルモン焼き店等々、お酒が頂けるお店が軒を連ねています。
しかも、庶民的な「昭和レトロ」の雰囲気漂う飲食店が多く、今宵も、伊那市民は、ビール片手に、
伊那名物「ローメン」を“すすっている”事でしょうね。。。


伊那市荒井  飲食店街にて (F6号)
                         

09/8/12 童女の石仏 No457

お盆です。高速道路はどこも 大渋滞のようです。
駒ヶ根市 光前寺の 「賽の河原」にある 童女の石仏を描きました。


            祈 り  水彩(F10号)


09/8/5  川風に吹かれながら、かく考えた No456

この所、裸婦のデッサン講習会、伊那市の天竜川でのスケッチなどと、絵三昧の日々を送っています。

ただ、こんなに絵ばかり夢中になっていて良いのだろうかと、少々不安にもなります。

今年の夏は、天下分け目の衆院選があったり、日照不足による農作物の不作と云う困ったニュースがあつたりと、のんびりキャンパスに向かっている雰囲気ではないのですが。。。

天竜川の心地よい川風に吹かれながら、かく、考える私でありました。。。。


★上の写真は、天竜川に架かる「平成大橋」の下でスケッチをする絵のお仲間


伊那市街地を流れる天竜川  (F6号)


09/8/2  夏の裸婦デッサン講習会 No455

恒例の上伊那美術教育研究会主催の「 裸婦デッサン講習会」に参加させて頂きました。
手足の長い、スタイルの良いモデルさんで、楽しいデツサン会でした。
ただ、夏とは云え、梅雨冷え(つゆびえ)のようなお天気なため、モデルさん用に暖房器具を使用しながらのデツサン会でした。
あの暑い夏は、どこへ行ってしまったのでしょうか?(夏を返して〜)


コンテ(茶色)によるデッサン (F10号)


09/7/29 第4回信州伊那高遠四季展に出品 No454

信州伊那高遠四季展に下の作品を出品しました。題材は『だるま市』です。
高遠のだるま市は、毎年2月11日、高遠町の鉾持神社の祈年祭にあわせ行われます。
私も、今年始めて訪れたのですが、縁起物の「福だるま」を求める人々で、参道は大にぎわいでした。

そんな祭りの雰囲気が出せたら良いなあ〜と描いてみたのですが・・・
開催期間中(.8/1〜9/13)、伊那市駅前「伊那市生涯学習センター・いなっせ」で展示されています。



高遠だるま市 (油彩 20号)


09/7/13 「紫 陽 花」 No450

色とりどりの花びらに魅せられて、「紫陽花」を始めて描いてみた。
淡い青、紫、赤・・どの色も、お互いに自己主張せず、穏やかな色だ。 ( 私のようだ?)
夏空に映える「向日葵」とは、対照的な花ですね。。。


紫陽花


09/6/27  豊川稲荷はお寺さんです・・・  No447

三大稲荷の一つとして有名な『豊川稲荷』(愛知県豊川市)をお参りして来ました。
さすが、名にたがわず、立派な稲荷神社でした。

所が、ちょつと、気になる事があるのです。
拝殿前に大きな香炉があり、モウモウと線香の煙が立ちのぼっているではありませんか。
神社に線香立て・・・変ではないでしょうか?
こんな風景、木曾 『荒沢不動尊』でも出会ったことがありますが。

でっ、境内の豊川稲荷の“いわれ゛が書いてある案内板を、よ〜く読んで見ますと、ここ豊川稲荷は神社ではなく、れっきとした「曹洞宗」の『豊川閣 妙厳寺』と云うお寺だったのです。。

私、てっきり、神社だと思って、《二礼、二拍手、一拝》してしまいました。。。

レトロな雰囲気な豊川稲荷門前通り商店街

豊川稲荷名物「おいなりさん」
門前通り商店街で求める


《 愛知県三河湾にてスケツチをする 》


三河湾の小さな港 


09/6/23    玉ねぎ No446

家庭菜園に始めて植え付けた「玉ねぎ」は大収穫でした。
しかも、専業農家の玉ねぎ?と見まがうばかりの立派なものが
100個余も収穫出来たのです。

早速、「サラダ」、「アジの南蛮漬け」、「カレーライス」などに使用しましたが、“新鮮で”、“水気の多い「新玉ねぎ」の美味しさを再認識した次第です。(辛くないのです)

ただ、今後、わが家の食卓に「玉ねぎ料理」が、ひんぱんに出て来るのではないかと思うと、何んだか、大収穫も複雑な気分になってしまいます。
(まっ、健康ためには良いか・・・)
     玉ねぎを抜く風景



09/6/15   モデルさんの表情・・・ No444

今月は、3回も人物デツサン会に出席させて頂き、とてもラッキーでした。
嬉しそうな顔、悲しげな顔、凛(りん)とした顔・・・
モデルさんのそんな表情が少しでも描けたら楽しいですよね。
(顔の表情ばかり見ていて、全体のバランスを見失う事が多々ある私ですが。。)



09/6/5  養命酒製造工場内の遺跡  No442

私の住んでいる中央アルプス山麓には、「マルスウイスキー」の名で知られウイスキー工場や、
「滋養強壮」の養命酒工場があり、観光客の為に 利き酒体験や酒造見学会などを行っています。
また、養命酒工場の敷地内には、縄文時代、弥生時代の遺跡もあり、自由に見学できます。
オート化された近代的な酒工場をバックに、古代の復元住居が建つ姿は、奇妙?な風景ですよ。

スケツチをしていましたら、小さな虻(あぶ)のような虫に襲われる。
逃げてもどこまでも追っかけて来ます。
さすが、縄文や弥生の遺跡のある森ですね・・・(スケツチには、虫除けが必要です)


古代住居


09/6/1   人物画は楽しい! No441

一年に何回か人物画の勉強会があります。
着衣であったり、裸婦であったりと、その時々によって違うのですが、何れであっても、人物画は、楽しく、また、勉強になります。

今回のモデルさんは、笑顔や仕草が、今にも、 【風の中のすばる 砂の中の銀河  みんな何処)へ行った 見送られることもなく ・・・ 】 とでも歌われそうな、歌手・中島みゆきさん似の方でした。
 (モデルさんすみません!私の一方的な感じで。)




09/5/21   諏訪湖周辺に・・・ No439

平日なのに、良くもまあ〜、諏訪湖周辺に、二十数名もの人が集まって・・・
しかも、アラカン世代と思われる方々が・・・(私もその一人)
皆さんの目的は、湖周辺の『片倉館』、『白鳥丸の船着き場』、『釜口水門』などのスケッチです。
それにしても、こんなにアラカン世代を虜(とりこ)にするスケツチの魅力って、何んなんでしょうね。
どこかで聞いた話しですが、絵画制作で色彩を考えたり、写真で構図などを考える作業は、『右脳』の活性化に、とても良いそうなのです。
と云う事は・・・スケッチをするのって、《ボケ防止》???
道理で、平日、戸外で絵を描いたり、写真を撮ったりしているのは、アラカン世代ばっかり・・・

カヌーで諏訪湖の対岸まで行かれるのでしょうか?


『釜口水門』


温泉施設 『片倉館』


09/5/15 「ナニコレ珍百景?」− 『荒沢不動尊』   奈良井宿 No438

奈良井宿の一角に、『荒沢不動尊』と云うお不動様をお祀り(おまつり)したお堂があります。
街道が鍵の手(かぎのて)になった場所に位置し、お隣には、水場もあり、かって、中山道を旅した人々の休憩場所だつたのでしょうね。

この建物、ちょつと面白い所があるのです。。。
それは、『荒沢不動尊』へお参りするのに、なぜか、写真のような可愛い「鳥居」をくぐるのです。
「鳥居」って、神社の象徴ですよね。

所が、お堂に入りますと、お不動様の前には「お線香立て」が置かれています。
「お線香立て」は、お寺さん必需品。。。神社ではあまり見かけません。

木曾は奈良井の宿で出会った 「鳥居」に「お線香立て」のある風景って・・・「ナニコレ珍百景?」

奈良井宿の鍵の手(かぎのて)にある 『荒沢不動尊』
屋根より低い鳥居がみえます。 5/15撮影

『不動尊』をお祀りしたお堂


新緑の奈良井宿 『荒沢不動尊』

09/4/28  『鯉のぼり 』の季節です・・・ No434

残雪の中央フルプスをバックに、風に吹かれて はためく『鯉のぼり』・・・絵になる風景ですよねぇ〜。
早速、田の土手に座り、スケッチブックを始めました。

所が、あちらの(田んぼ)では大型農耕機で、“田起こし”、こちらの(畑)では“野菜の植え付け”と、農家の方々は大忙しの季節なのです・・・(猫や犬の手も借りたいほどの)

そんな緊迫?した雰囲気の中、ノンビリ絵など描いていて良いのだろうか・・・
「非国民!!」と云われないだろうか・・・
などなど、心配しながら、『鯉のぼり』をスケツチをしたのであります。


駒ヶ根市南割地区にて  4/28


09/4/15  『光前寺 』 駒ヶ根市  桜巡り(4) No432

今年の桜巡りも、そろそろ打ち止めの予感・・・
最後?のお花見は、やはり、地元 光前寺とあいなりました。。。

それにしても、最近の光前寺は、県外からの観桜客で大にぎわいです。

どうも、ここ数年、テレビの全国ネツトなどで、光前寺の桜が取り上げられているからでしょうか。
4/16には、「よみうりテレビ情報ライブ・ミヤネ屋」で生中継もあるとか・・・

私は、そんな世の喧噪(けんそう)を背に、桜をスケツチをして来たのでございます。(少々寂しかった・・・)


光前寺 鐘楼 4/15

  

春日公園 4/13



巡り(3) 「桜の頃 松代駅」




09/4/8  アーチが美しい!坂戸橋
2009年 桜巡り(2)
No430


伊那の谷を流れ下る「天竜川」には幾つもの橋が架けられていますが、その中でも『坂戸橋』は、アーチの美しい橋の一つです。

橋の両側には、桜が植えられ、この時期、橋を往き来するドライバーの目を楽しませてくれます。

橋の場所は、飯島町から中川村へ抜ける国道153号線沿いにあります。




『春の坂戸橋』


『春の坂戸橋』


09/3/25 大王崎灯台 (2)  三重県志摩市 No.428

旅先で、サービスエリアなどのお土産コーナーに寄りますと、どうも、ソワソワして、平常心でおられらいのです。

「家族用、孫用、お隣用などなど」、“お土産を買わなければならない”というプレッシャーと衝動にかられるです。

今回の志摩半島の旅でも、案の定、旅本来の目的も忘れ?行き先々で、買い物ツアーと相成ってしまったのです。

伊勢名物・赤福、干物などの海産物、八丁味噌煮込みうどん等、買い込んでしまいました。

これつて、「メタポ症候群」ならぬ、「お土産・買いたい!症候群」と云う病気なのかもしれません・・・
しかも、歳をとるに従い、この症状が顕著に出るような気がするのです。
皆様方は、いかがでしょうか。(そんなの、私だけ?、それじゃあ、ダメじゃん!)
★写真の干物類は、下の絵の「赤いパラソル」のある海産物屋さんで買い求めました。お酒の肴に最高でした。














「カーブミラー」の向こうに「お寺」が見える風景 3/10


09/3/1 サイネリア(Cineraria)の『青』 No.423

戸外でスケツチをしたいのですが、梅雨時のような、ぐずついたお天気にはまいります。

こんな時には、「花」を描こうと、伊那市郊外の生産者直売所で
サイネリア(Cineraria)手に入れました。

サイネリアはキク科の1年草で、赤、ピンク、青、白等々、様々な花色があります。

今回は、目にも鮮やかな「青色のサイネリア」を・・・
それにしても、一鉢・380円というお安い値段に、花卉生産者の方には、申し訳ないような気が。。。

見事なサイネリアの青・・・、
ウルトラマリンブルーでもなさそうだし、 セルリアンブルーや コバルトブルー でもなさそうだし?

『やはり 野におけ れんげ草』ではありませんが、サイネリアの青は、スケツチ帳の中ではなく、自然の中で見るものかもしれません。(青を表現出来ない私が悲しい・・・)


09/2/10 安曇野池田町の丘陵にて No.419

松本方面に用事で出かけたおり、足をのばし、安曇野池田町に行ってまいりました。
目的は、絵の愛好家から人気の、池田町美術館周辺から眺めた安曇野の風景です。。。
噂(うわさ)にたがわず、丘陵から望まれる安曇野と、北アルプスの山々に感動!

所で、小一時間とはいえ、一人でスケッチをしているのって、寂しいですよね。(私だけ?)
皆様は、そんな時、どのようにして、気を紛らしておられるのでしょうか。
多くの方は、絵に集中しているから、寂しさなど 「考えだにしない・・・」 のでしょうか。

私は、何か歌でも歌いながらスケツチをしていますと、気が落ち着きます。
今回、安曇野の風景を前に、口をついて出た歌は・・・あの小柳 ルミ子の『瀬戸の花嫁』でした!!
海と山の違いはありますが、メロデイー的には、雰囲気にピッタリなのです。(選曲が古っ・・・)
「落ち葉焼き」の煙たなびく安曇野の風景・・・かたや、穏やかな瀬戸の海・・・
良いなあ〜・・・


安曇野と有明山   2/9

09/2/5 和服の人 No.418

信州高遠美術館主催のアートスクールの1〜2月講座は、人物画です。しかも、和服の女性の方がモデルなのです。
凛(りん)とした着物姿・・・冬の間、地味な色のジャケット・コート姿に見なれた目には、とても、新鮮に映りました。
モデルさんの帯が、ちょつと見なれない結い方で、アクセントになり、面白く描けました。
それにしても、着物の着付けは、難しそうですよね。(後に目がないから・・)




今年も、竹内徹 先生 の『木崎湖・白馬方面冬景色写生会』に、ご一緒させて頂きました。
素晴らしい天候に恵まれ、二日間、雪景色と格闘してまいりました。(作品の出来はともかくとしまして・・・)
昨年も同じ時期に、雪を描きに、白馬に来たのですが、大雪で、もういたる所、雪だらけでした。
「雪かき」は「雪かき」でも雪を描き(かき)に来たのか・・・》、
それとも、白馬の道路の《雪掻き(ゆきかき)に来たのか・・・》分からないような大荒れの天候でした。
今年は、雲一つ無い晴天で、大満足な『冬景色写生会』でありました。。。



姫川と白馬三山 1/29


09/1/19 軽ワゴン車は、立派なアトリエなのだ? No.415



久々の暖かい日差しのもと、雪を描こうと、伊那市郊外に行ってまいりました。

まっ、暖かいと云いましても、そこは信州、最高気温も5〜6度程しかなく、我が愛車?軽ワゴン車でのスケッチとなりました。

後のドアを はね上げますと、軽自動車とは思えない広大なスペースが確保出来き、8号ぐらいのスケツチブックなら、十分、荷台に腰掛け、描けるのです。

山里で、スケッチするのに、軽ワゴン車は、なかなかの優れ物です。
(温かいコーヒーが飲める装置があつたら、なお良いのですが・・・)
     

09/1/6 映画・寅さん 第8作 「寅次郎恋歌」 No.412


正月も終わり、やっと、(平穏な生活)が戻ってまいりました。

何しろ、暮れから正月にかけ、娘や息子、さらに、
「ベビーギャング」達もやって来て、「ワーワー」「キャーキャー」と大騒ぎ・・・
わが家は、私設幼稚園状態の“三が日”だったのです。

でも、“台風一過”の静けさの中、幸せって何だろうと考える、今日この頃でございます。。

「映画・寅さん」第8作 「寅次郎恋歌」 の中に、こんなシーンがありましたよね。。。

ひろし(前田吟) のお父さん(志村喬)が、自分の人生を振り返りながら、寅さんに、「人の生き方」について、切々と語るところですが・・・

何んか、“ジーン”と来ちゃう シーンでした。(下に記載)


田線伊那市駅付近より、将棋頭山(しょうぎがしらやま) を望む
寅さが、今にも、カバンを持って歩いてきそうな駅です。
2009年初スケッチです。。。


山田洋次監督・「映画・寅さん」第8作 「寅次郎恋歌」より
(志村喬さんが語るシーン)

昔のことだか、私は信州の安曇野というところに旅をしたんだ。

バスに乗り遅れて田舎道を一人で歩いているうちに、日が暮れちまってね。

暗い夜道を心細く歩いていると、ぽつんと、一軒家の農家が建っているんだ。

庭には、りんどうの花がいっぱいに咲いていてね。

開けっ放した縁側から、明かりのついた茶の間で、家族が食事をしているのが見える。

まだ食事に こない子供がいるんだろう。

母親が大きな声で子供の名前を呼ぶのが聞こえる。

私はね、今でもその情景をありありと思い出すことができる。

庭一面に咲いたりんどうの花・・ 明々と明かりのついた茶の間・ ・

にぎやかに食事をする家族たち・・

私はそのとき、それが、それが、本当の人間の生活ってもんじゃないかと、
ふと、そう思ったら、 急に涙が出てきちゃってね。。。

人間は絶対に一人じゃ生きていけない! 逆らっちゃいかん。

人間は人間の運命に逆らっちゃいかん。

そこに早く気がつかないと、不幸な一生を送ることになる。

分かるね、寅次郎君。分かるね。。。



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