●先だって、NHKスペシャルで放送された『硫黄島 玉砕戦 〜生還者 61年目の証言〜』は、想像を絶する凄惨な話で、見ていて本当に辛かった。人と人とが当たり前なこととして手段を選ばずに殺し合う「戦争」というものを、人間はどうして発明してしまったのだろうか? "Why are the people so cruel ?" 先週の火曜日のよる、伊那シネマクラブ8月例会で観た『ホテル・ルワンダ』の中で、主人公のホテル支配人ポールに対して、ベルボーイ長が こう訊くシーンがあった。この映画も、凄まじかったなあ。いまからたった12年前、中央アフリカの小国ルワンダで実際に起こった事実なのだから、じつに怖ろしい話だ。